フィラリア症とは‥‥?
- フィラリア(糸状虫)とは、蚊に刺されることで犬から犬へ感染する可能性のある寄生虫です。最終的には、心臓や肺の血管に寄生します。そのままにしておくと死に至る可能性のある怖い病気です。
- 散歩など外に出て感染するケースはもちろんですが、室内で飼っていても蚊に刺される可能性はありますので必ず予防をしましょう。
- 予防の普及により都内での感染数はかなり減りましたが、地方や関東でも感染は多く見られる現状は変わりありません。
2011年の震災後に保護された犬の4割近くにフィラリア感染がみられました。予防が出来ていないと、あっという間に感染は広がってしまいます。
フィラリア予防はどのようにするか?
- 月に1度の内服薬で予防できます。
- 薬を飲む期間は、蚊がいなくなってから1ヶ月先までです。
住んでいる地方により気候/気温が違うため期間は変わりますが、当院周辺では5月~12月までを投与期間としています。 - 予防にあたり、必ず毎年1度だけ血液検査をして、感染の有無を確認します。
感染が無いことを確認した上での投与開始となります。万が一、フィラリア感染があった場合、予防薬によりショックを起こすことがあるので、予防前の血液検査の重要性はとても高いのです。
※ 前年11月以降に生まれた犬に関しては、今シーズンはフィラリア血液検査をしないで予防できます。
フィラリア予防前には血液検査が必要。検査に問題がなければ、月に1度の内服を12月まで予防しましょう。
5月からの予防になりますので、4月中もしくは5月前半には検査を済ませ予防に備えるのがベストです!
フィラリア予防薬はどんな種類がある?
錠剤、チュアブルタイプ、粉末、スポット剤、注射剤と色々あるのですが安全性、効果の高さ、利便性から当院では錠剤(ミルベマイシン)、チュアブルタイプを主体に予防薬を勧めています。
チュアブルタイプにはフィラリア以外にノミ/マダニも全て一緒に予防できるタイプもあります。
また、個人による海外からの輸入薬の使用は、安全性と保証できる薬の効果面からお勧めできません。